国道の植樹帯の水やり
2010-09-17


写真は当社が管理しています国道3号(熊本北バイパス)の歩道にある植樹帯に灌水(水やり)を行っている様子です。写真では非常に激しく繁茂している雑草しか写ってませんが、実はこの下にはキリシマツツジが寄せ植えにされているのです。
この場所は6月に一度除草作業を行っており、7月中旬まではツツジの植込みであるという事は確認できたのですが、梅雨明けにはご覧のようにたちの悪い外来種の雑草に覆われてしまいました。

本来ならば草取りをしてしまった後に灌水をしたかったのですが、いかんせん夏場に雑草を取ってしまうと、これまで雑草の陰で生き延びていたツツジがいっぺんに白日のもとにさらされて高温乾燥でしおれてしまいます。また、この雑草の名前はセイバンモロコシといい、前にもお話ししました通り、夏の高温乾燥が大好きです。なので、今、とっても10月半ばには草丈が1m以上にも成長すると考えられます。
そこで、仕方なく傍目から見るといささか奇妙な作業状況となってしまいました。

朝晩は幾分涼しくなったとはいえ、熊本地方の強の最高気温は32℃まで上がりました。人間と同様植物にとっても厳しい暑さです。このたちの悪い外来の雑草を引きぬけるのは少なくとも10月に入ってからになる見通しです。

[画像]
                                                       道路の灌水作業

丁度、この作業をしたいる最中にも付近を通りがかった人達は不思議そうな眼で作業の様子を眺めていました。
そもそも、普通の場所よりもはるかに温度が上がり、乾燥が激しくなる道路の植樹帯に、高温乾燥が一番苦手なキリシマツツジを植えた行政にセンスの無さを感じずには居られません。

[公共の仕事]

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